まず、子どもの背景を知ろう
日本語指導をするには、まず、子どもの背景や日本語の力を知らなければなりません。児童生徒個票では、通常の質問に加え日本語学習経験や、読み書きの力を問う欄を設けました。また、日常会話はできるが学校の授業についていけない子どもが小学校のどの学年相当のレベルかを知るためのテストを作りました。
- 児童生徒個票(日本語版・英語版)
- 学習言語習熟度診断テスト
国語のテストA(小学校1,2年生の学習内容)
国語のテストB(小学校3,4年生の学習内容)
国語のテストC(小学校5,6年生の学習内容)
もし、日本語がまったく分からなかったら
まず、学校生活に適応するためには片言でも良いので、先生や友達と意思の疎通ができるようになることがとても大切です。学校生活で必要性の高い言葉から順に、下記の日本語の教材サイトやテキスト等を参考に、子どもが目で見てすぐに理解できる教材を提示するよう心がけましょう。
学校の言葉を紹介しよう
初めて日本の学校に通う子どもたちや保護者のために、日本の学校の仕組み(やさしい日本版)、一年間のスケジュール、学校の一日(小学校/中学校)、学校の時間割(小学校/中学校)、学校の施設・道具の名称の資料を作成しました。
- 日本の学校の仕組み(やさしい日本語版 主な語彙の英語・中国語・フィリピノ語訳あり)
- 一年間のスケジュール(英語・中国語・フィリピノ語彙訳あり)
- 学校の一日 小学校/中学校(英語・中国語・フィリピノ語彙訳あり)
- 学校の時間割 小学校/中学校(英語・中国語・フィリピノ語彙訳あり)
- 施設の名称 イラスト
- 道具の名称 イラスト