1 帰国・外国人児童生徒等支援のための支援員派遣とは?
徳島県には、現在約90ヶ国から約7300人の外国人がいらっしゃいます。このような国際化の進展に伴い、日本語指導が必要な帰国・外国人児童生徒も増加傾向にあります。
徳島県教育委員会では、県内に在籍する日本語指導が必要な児童生徒の支援や日本語教育の推進を目的として、県内各学校へ日本語指導の支援員を派遣しています。
2 日本語指導が必要な児童生徒とは?
文部科学省の「日本語指導が必要な児童生徒の受け入れ状況等に関する調査」の定義によれば、「日本語指導が必要な児童生徒」とは、海外から帰国した児童生徒、外国人児童生徒、重国籍や保護者の一人が外国籍である等の理由で日本語以外の言語を家庭内で使用しているなどの事情により、「日本語で日常会話が十分にできない児童生徒」及び「日常会話ができても、学年相当の学習言語能力が不足し、学習活動への取組に支障が生じている児童生徒」と言われています。
3 支援の内容は?
日本語支援員は、学校への編入後の初期対応として、「特別の教育課程」において取り出し授業を行い「日本語初級レベル」の指導を行ったり、入り込み授業において学習支援を行ったりします。
4 登録から任用までは?
登録はどなたでもできますが、日本語指導養成講座等、日本語教育に関する講座を修了した方や1年以上日本語指導ボランティア等に携わった経験のある方が望ましいです。
学校から支援員派遣の依頼があった場合、児童生徒の学習状況などを考慮し、登録支援員の中から調整します。
5 謝金・交通費は?
県立学校への派遣の場合は、県教育委員会が、市町村立学校への派遣の場合は、市町村教育委員会が、負担します。謝金・交通費については、支援員が作成する「学習連絡表」をもとに、支援終了後、各教育委員会担当課から支援員に支払います。
6 その他
○ 支援員登録者には、義務教育課より日本語教育に関する情報や研修案内等を配信します。また、日本語指導関連書籍の貸し出しも行っています。
○ 支援員登録者で派遣された方は全員、保険(1年毎更新)に加入していただきます。支援の行き帰りにけがや事故があった場合は、下記担当まで御連絡ください。保険料は、県教育委員会が負担します。
○ すでに登録されている方は、本事業に御興味がある方に是非御紹介いただきますようお願いします。(特に県西部、県南部の支援員登録はありがたいです。)
7 登録申し込み方法
支援員登録を希望される方は、「日本語支援員登録申込書 」に必要事項を記入し、お申し込みください。申請用紙等、さらに詳しい内容については、当課担当までお問い合わせください。
担当
〒770-8570
徳島県徳島市万代町1丁目1番地
徳島県教育委員会 義務教育課
義務教育指導担当
電話:088-621-3201
ファクシミリ:088-621-2882
メールアドレス:gimukyouikuka@pref.tokushima.lg.jp