はじめに

「外国にルーツを持つ子どもの受け入れ手引き」は、徳島県内の小・中学校に編入してくる外国人児童生徒を受け入れる際の学校現場の支援体制構築をサポートすることを目的に開発されました。

徳島県には約5,000人の外国人が暮らしています。中国が4割と最も多く、フィリピン、ベトナムと続き、7割がアジア国籍です。

帰国・外国人児童生徒数に目を向けると、在籍数が集中している市町村はなく、いわゆる散在地域と位置付けられています。

このように外国人児童生徒が常に在籍するという状況が少ない本県では、支援体制の構築が難しく、受け入れ校では、「言葉が通じない子どもをどのように指導したらいいだろうか」、「クラスになじめるだろうか」など、戸惑いや負担を感じる事のほうが少なくないのが現状です。

そこで私たちは、受入れの流れをはじめ、管理職、学級担任、日本語指導者等、子どもたちと関わる大人がそれぞれの立場で、また、連携して子どもたちの支援に取り組むための心構えや役割、実践についての提案、子どもたちの国の教育事情の紹介、さらにはサイトからダウンロードできる日本語教材や外国人保護者向けの文書の提供等により、このような負担感を軽減できるのではないかと考え、サイトの開発に取り組みました。

外国にルーツを持つ子どもの支援は、決してその子どものためだけではありません。受け入れ校の子どもたちは、互いの違いを理解し認め合い、相手の立場になって考え、助け合う関係を築き、その子どもの国に関心を持ち、世界に目を向ける国際的視野を持つグローバルな人に育つ可能性を秘めています。その可能性を引き出すことは、子どもたちの未来への、私たち大人の責任ではないでしょうか。

本サイトを学校現場の先生方はじめ子どもたちと関わる方々に広くご活用いただく事により、外国にルーツを持つ子どもたちはもとより、学校全体の子どもたち、ひいては全ての子どもたちが夢や目標に向かって持てる能力や自分らしさを発揮する「共育ち」に、共に寄り添い見守り応援できることを願っています。

本サイトについて

制作
徳島県教育委員会
JTMとくしま日本語ネットワーク
管理運営
徳島県教育委員会
特定非営利活動法人JCI Teleworkers' Network

2016年4月1日
平成28年度も日本語指導が必要な児童生徒の支援を行います。

 【1】学校での日本語初期指導
 【2】学校での学習言語指導
 【3】教職員や日本語講師を対象とした研修会等

事業について,御希望や御意見がありましたら, 担当まで御連絡ください。

 (担当)学校教育課
 088-621-3206