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空き家活用の事例紹介

遊休施設を、障がい者支援活動の拠点に!
JCI鳴門UPセンター

活動の概要

鳴門UPセンターNPO法人 JCI Teleworkers'Networkは、心身の障害、難病、高齢、家族の介護等の理由により一般就労が困難な方たちに対し、パソコンとインターネットを活用した在宅就業(テレワーク)の創出に取り組んでいる団体です。

平成16年度より、遊休施設となっていた「鳴門市役所堀江出張所」を鳴門市から借用し、活動拠点「JCI鳴門UPセンター」として活用しています。


整備のポイント

障害者が利用する施設であることから、鳴門市が館内の改装とバリアフリー化のための工事予算を計上して下さり、主要な改装工事を行いました。工事予算でまかなえなかった細かな改装工事は、団体内で捻出し対応しました。

  

    

施設の特徴

各部屋を講義室、研修室、相談室、事務室、印刷室として利用しています。

館内全てのパソコンは、ネットワーク交信可能で、印刷関係の機材(カラー複合機、大判印刷機、点字プリンタ他)が充実しています。

   

  

活動実績

私たちは、時間と場所の制約から解放された、新しいワーキングスタイルとライフスタイルの創出」を標榜して、ICT利活用技術を基盤とした新しい就業形態の創出を推進した結果、次のような事業のモデル化に成功し、対外的な評価をいただいております。

  • チャレンジドを対象としたICT講習会・研修会の企画・運営
  • 重度移動障害者のための在宅学習支援
  • 印刷物の制作
  • Webサイトの制作
  • データ入力
  • パソコン要約筆記者の養成・派遣
  • 業務用アプリケーションシステムの開発

地域社会との関わり

地域に密着した場所であったことから、活動拠点として利用するだけでなく、地域の人々との交流の場所としても解放しています。

・大麻町身体障害者会定例会

・自然農法を学ぶ会(ボランティア団体)の定例会

・第4回鳴門市市民活動交流研修会での施設見学

・NPO自立支援塾(とくしま県民活動プラザ主催)では現地研修を実施

UPセンターを運営して9年余りで、地域への認知度が高まり、見学者もたくさん訪れるようになりました。