空き家活用の事例紹介
- 民家を再生し、高齢者の宅老所を運営!
- 地域交流の会「コスモスはうす」
活動の概要
鳴門市大麻町の住民が高齢者や障害者の在宅福祉を支援するボランティアグループ地域交流の会「コスモスはうす」を結成し、その後、特定非営利活動法人の認可を受け、活動が始まりました。
「外出するのがおっくう、近所に話し相手がいない、一人でご飯を食べてもおいしくない」という地域の高齢者らに、気ままな時間を過ごしてもらう「宅老所」を運営しています。
整備のポイント
「コスモスはうす」は、理事長の民喜正文氏の旧居宅であり、地域のボランティアの方々の協力により、一階部分の床を張り替えるなどの補修をしました。
施設の特徴
古民家を活用したことで、お年寄りらに家庭的で暖かな雰囲気の中で過ごしていただけます。
活動実績
宅老所の運営は、町内に住んでいて、ホームヘルパーや看護師、調理師、保育士などの資格を持ったスタッフが担当しています。
外出するのが困難な人に対しては、送迎、掃除、洗濯、買い物、調理、草抜き、話し相手、配食といった福祉出前サービスも提供しています。
地域社会との関わり
コスモスはうすは、地域の子ども達にも解放しており、放課後にやってきて宿題をしたり、設置しているパソコンで遊んだりしています。子どもたちとお年寄りの交流の場も設けています。
「宅老所」の利用が広がれば、地域活性化にもつながると考えております。