生協の父 賀川豊彦

阿波農民福音学校

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船本牧舎

賀川豊彦は神戸で生まれ、徳島で育ち、世界に羽ばたいで行った、20世紀の世界的偉人の一人に選ばれています。
辛口の評論家大宅壮一が「大正期の社会運動と名の元を辿って行けば必ず賀川に行きつく」と言っているように、弱者の立場からさまざまな運動を起こし心血を注いで来ました。
その中で、農民の解放運動にも尽力し農民教育に取り組み、全国的に農民福音学校が設立されて行きます。その一つが今も現存する阿波農民福音学校となる船本牧舎で、1937年に開校されています。
そこで既に、パン教室が開かれ賀川先生が「甘酒でパンを焼きなさい」と話されたそうです。その時使われた木製の「室」=「醗酵室」を現在では私が大切に使っています。
そのようなことから、私は勝手に阿波農民福音学校平成の後継者であると思っています。

K2&S黒パン工房の由来

ご説明が長くなりましたが、Kは2名の頭文字を使はさせていただきました。一人はパンの師匠樫原さん、もう一人は運動の師匠賀川先生そしてSは決して忘れてはならないシベリアのSです。

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樫原さんと工房の前で撮影