農は国の基
農は国の基
賀川豊彦の若い頃
賀川先生は1921年「日本農民組合」を創立し「農は国の基であり、農民は国の宝である」で始まる宣言文を残しています。(34歳)
しかし、今や我が国の基である農業は先進国では例のない自給率を39%にまで下げ、世界最大の輸入国となっています。
国の基である農が大きく傾き、同時に食も乱れ、それが社会の乱れに繋がっているように思います。
国の基である農と食は、「人間の基」ともいえるのではないかと考えるようになりました。
農と食を粗末に扱う国は、早晩潰れてしまうのではないでしょうか?
色紙、一粒の麦
今、食糧危機がさまざまな要因で世界的に現実問題になって来ている中、この国は何の備えもなく、尚一層亡国の農政を進めているのではないでしょうか。