県内高校生の留学体験談

掲載日:2013年3月5日

Hさん【派遣国】イギリス【期間】高校1年夏~高校2年夏

Q1.高校留学をするに至った経緯

小さい頃から英語が好きで,小学校5年生の頃に通っていた近所の英会話スクールの関係で短期間アメリカを訪問した経験があり,今度はイギリスに長期間行きたいと思っていた。親は私の考えを尊重し,後押ししてくれた。留学を決めた時期は高校に合格が決まった中学3年生の2月で,更に高校の先生から留学制度のことを聞き,興味を持った。

Q2.利用した斡旋団体を含めた留学の手続き

学校で紹介された,イギリス派遣をしていたJFIE(日本国際交流振興会のこと)を利用した。それ以外の団体を自分で探したり,話を聞いたりはしていない。

Q3.留学中の生活、良かったこと

ホストに恵まれたこと。10か月間変更なしで過ごすことができた。
受入校は中高一貫校だったが,英語レベルに合わせて現地の先生が受講する授業を組み立ててくれた。年下の子らと一緒に英語を勉強したが,日本人だからといって軽蔑することなく受け入れてくれた。

Q4.帰国後の学校生活等について

帰国後は,勉強はかなり遅れてのスタートとなった。放課後の個別補習授業や,一つ下の学年の子たちと勉強した塾,家庭教師などで遅れを取り戻した。休学せずに留学すると,1年間のブランクを埋めることは大変。
進路については,好きな英語が活かせる英文科のある大学に進学することにした。

Mさん【派遣国】アメリカ合衆国【期間】高校1年夏~高校2年夏

Q1.高校留学をするに至った経緯

以前から留学をしたかった。中学生の頃にアナウンサーになる夢を持っていて,英語力を養うため,母親が勧めてくれた留学制度の整っている徳島北高校へ進学した。留学を決めた時期は,留学するために受験勉強を始めた中学3年生の夏頃。

Q2.利用した斡旋団体を含めた留学の手続き

PIEE(国際教育交流協会。2011年度に社団法人日本国際生活体験協会EILと事務局機能を統合)。

Q3.留学中の生活、良かったこと

異国の地で右も左もわからない状態で乗り込んでいくことで精神的にタフになった。ホストファミリーのおかげで家族の温かさを知れた。
苦労したことは,ホストの変更があったことや宗教の違いに触れたこと。
現地の高校での授業は難しく,慣れない英語での授業に苦労した。また,世界史の授業はアメリカからの視点だったので驚いた。

Q4.帰国後の学校生活等について

英語の授業はあまり苦労しなかったが,他教科については、個人塾で必死に勉強をし,大変だった。留学前から分かっていたことではあったが,帰国後大変な努力をした。
進路については,外国語学部のある大学に進学し,現在中国語を学んでいる。